Wndows10が公開されてから数週間経ちましたが、みなさん、アップグレードしてみましたか?
今回のWindows10は、Windows7やWindows8.1を使用しているPCならば、無料でアップグレードできるとあって、多くの人が気になっていることと思います。
その一方、アップグレードして今までどおりちゃんと動くのか、不安の声も沢山上がっていますね。
無料アップグレードの期間は1年ありますので、あまりあわてずに、情報が出揃ってからゆっくりとアップグレードするのをお勧めします。
とかいっておいて、うちのPCはちゃっかりWindows10にアップグレードしてみましたので、その話を備忘録を兼ねて書いてみますね。
今使っているOSをどうするか?
一般的には、今使っているOSをアップグレードするのだと思いますが、やはり不安も残ります。
そこで今回は、現在使っているWindows7環境は残したままで、新しくWindows10を導入して、デュアルブート環境を構築していきたいと思います。
必要となるのは、以下の2つ。
- 現在とは別のWindow7orWindows8.1のライセンス
- 新しいHDD等
幸い、今使っていないWindows8.1のライセンスがありますので、このライセンスでまずはWindows8.1をインストールし、そのままWindows10へアップグレードしてしまう作戦を取ります。
インストール先となるディスクですが、現在のWindows7はHDDにインストールされており、世の中のSSDブームがうらやましく感じているさなかですので、このタイミングでSSDを導入し、快適環境にしてしまいます。
内蔵ディスクが変わっても、奥さんにはバレないというメリットも見過ごせません!w
Windows10のインストール前に
SSDの購入
まずはSSDを調達します。
ネットで記事や評判等を参考に、機種と容量を決定します。
最近はだいぶ価格もこなれてきているようで、容量は120GB~256GBあたりが売れ筋のようですね。512GBとか、さらに大容量のSSDもあるようですが、さすがに始めてのSSDでそのサイズは不要でしょう。
データを全てHDDに保存するようにすれば120GBもあれば余裕なのですが、それだとSSDの快適性をかなり失ってしまいそうでしたので、一部の大容量データだけをHDDに保存することとし、基本的にはSSDで運用することとしました。
そこで購入したのが、Crucial MX200の250GBモデルです。
自作PCの構成と規格
次にやらないといけないのが、マザーボードのBIOSアップグレードです。
うちのPC、自作PCなのですが、既に4,5年たっており、搭載されているパーツもほとんどが当時のものですので、いろいろと規格が古いのです。
使っているマザーボードは、GIGABYTEのGA-Z68MX-UD2H-B3というもので、搭載されているCPUはIntelのCorei2600Kというものです。
今回はSSDの追加だけで他のパーツは変更しないのでこの構成のままいくのですが、この、GA-Z68MX-UD2H-B3というマザーボードは、旧規格であるBIOSで動作しています。
現在の主流はUEFIというものとなっており、Window8なども、このUEFIを基本として構成されているそうです。
Windwos8以降のOSをUEFIに対応したマザーボードのPCにインストールすると、高速起動やセキュアブートなど、いろいろな機能を使えるそうで、可能ならUEFI搭載マザーにしたほうがよいわけです。
そしてこのマザーボード、BIOSアップグレードにより、UEFIに変更することが出来るんです!
今回、OSをWindows10にしますので、このタイミングでUEFI化しようと思います。
マザーボードのBIOSアップグレード
まずは、本家、GIGABYTEのHPから、アップグレード用のソフトをDLします。
ネット上の情報では結構バージョンがいろいろあるようだったのですが、選べるバージョンは1つだけ、「U1E」しかありませんでした。なんだか情報よりバージョンが古い気もするのですが、これしかないのでこのバージョンを使ってアップグレードします。
BIOSアップグレードは、DOS起動を行い、DOSからアップグレードをするそうですが、今のPC、もうFDDなんてついてない!
ということで、USBからDOSをブートする方法を探します。
まず見つかったのがこちら。

数多くのブログからもリンクを貼られているようで、一番人気と言ったところ。
まずはこちらも方法でDOS起動用のUSBメモリを作成してみました。
フォーマットにかなり時間がかかるのですが、エラーもなく無事作成完了!
BIOSアップデートツールも展開してUSBメモリにコピーし、いざ、USBメモリから起動です。
が、認識はしているようなのですが、一向に起動しません。
起動されればDOS画面になってツールが動くはずなのですが…
別のUSBメモリを使ってみるも、そちらもそもそも認識されませんでした。
仕方ないのでもう少し別の方法を探してみます。
先ほども言ったのですが、多くのブログは先ほどのツールを使用するように書かれていて、なかなか別の手段が見つかりませんでしたが、見つかったのがこのページ。
あまり説明もないのですが、さっきとは別のツールのようなので、これを試してみます。
Rufusというツール名のようで、ダウンロードはここから。
使い方はあまりかわらず、GUIで設定して実行するだけでした。
しかもフォーマットも速かった。さっきのツールでフォーマット済みだったからでしょうか?
フォーマットを終えて、BIOSアップデートツールもコピーしてUSBメモリから起動!
。。。
DOS画面が出ました!
画面に従いBIOSをアップデートします。
消去と書き込みを2回行ったところで、アップデートは無事完了。
電源を切って、コンセントを抜いてから、起動すれば、無事にUEFIになるはずです。
BIOSアップグレード後
BIOSアップグレードを行い、UEFIで起動します。
初回は初期値も入っていないらしく、デフォルトをロードさせる必要がありますが、ついでに設定もしたいので、そのままBIOS設定画面に入ってみます。
が、
設定画面が表示されない!
画面上部にUEFIの設定画面だとの文字は出ているのですが、それ以外、設定のメニューなど何も表示されず、当然操作も受け付けません。
これは焦りました。
再起動してBIOS設定画面に入らなければ、そのままWindows7が立ち上がりましたので、どうやら致命的ではなさそう。
余談ですがWindows7では、BIOSがUEFIに変わったからか、数多くのドライバが自動的に再インストールされていきましたが、事前情報にあった、Windowsの再認証はしないで済みました。
さて、BIOS設定に入れないと起動ディスクを変えられない。
起動ディスクを変えられないとOSのインストールも出来ないわけで、そうするとWindows10の導入は始まる前に終わってしまう。
少ない情報の中検索していると、気になる情報が!
「GIGABYTEのUEFIでは、USB原因でうまく起動しないものがある」(意訳)
確かにいろいろ試しているとき、設定画面に入れることもあったんです。
設定画面に入れるのを確認してから、PCのケースをしめて、配線もいろいろ接続して、
では、あらためて。
と起動すると、設定画面に入れない。
言われてみれば確かにUSBに接続している機器のせいかもしれない。
さっそく、USBケーブルを、キーボードとマウス以外はずしてみます。
動いた!
問題なくUEFIの設定も出来、やっと、Windows10のインストールの準備が出来ました!
次回へ続く
長くなったのでここで一旦切り、実際のインストールは次のエントリーにしたいと思います。
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