モンスターハンターワイルズの第2回オープンベータテストが迫ってきて、事前ダウロードが可能との情報を見て、Steamを見に行くと、なんとベンチマークまで公開されているではないですか!
前回、第1回オープンベータテストのときに設定をいくつか試してみたのですが、私の環境では、まあプレイは出来そうだよね、というレベルでした。
今回はベンチマークを使って、快適プレイの設定を探っていこうと思います。
なお、グラボはRTX3060しか持っていませんので、他のサイトのようなどのグラボがいいのか、ではなく、RTX3060だとどの設定がいいのか、の検証になります。
モンスターハンターベンチマークを実行する
まずはSteamで配布されているベンチマークをDLし、実行します。
初回実行時にはシェーダーの作成とか言って、ものすごい時間がかかりました。シェーダーの作成は一度実施すれば次回起動以降は発生しないようなので、ここは我慢しましょう。30分くらいかかったかもしれません。(他の事をしていたので正確な時間は不明)
無事タイトルが表示されると、オプションから各種設定が変更できます。
解像度はFHD固定とし、グラフィック「高」を選択し、そこから微調整を試してみます。
ベンチマークの結果
何パターンか実施してみましたので、その結果を、ベンチマークの結果画面とともに載せます。
グラフィック「高」 その他変更なし
まずは基本とするグラフィック「高」を選択しました。
デフォルト設定ですが、アップスケーリング「DLSS」、アップスケーリングモード「バランス」、レイトレーシング「なし」となっています。

スコアは19448で「快適にプレイできます」、平均FPSは56.75でした。
FPSが60を切っているのにこのスコアなのはよくわかりませんが、まずは基準としましょう。
グラフィック「高」アップスケーリング「FSR」フレーム生成「ON」
次に、アップスケーリングを「FSR」にしてフレーム生成「ON」にしました。
アップスケーリングモードが「パフォーマンス」に変更されてしますので「バランス」に変更します。
その他は特に設定変更はしていません。

スコアは15652で同じく「快適にプレイできます」、平均FPSは大きく伸びて91.71でした。
FPSが伸びたのにスコアが下がるというのがよくわかりませんが、FPS以外の基準が色々あるのかもしれません。しかしこのFPSは、結構うれしいレベルです。
グラフィック「高」アップスケーリング「FSR」フレーム生成「ON」レイトレ「低」
調子に乗って、上記設定にさらにレイトレーシング「低」を追加してみました。
設定画面で見ると、「OFF」のときの水面と、「低」~「高」の水面とで、まったく雰囲気が違うんですよね。可能ならレイトレーシングONで見てみたいなぁ、ということで、よくばらず、「低」を設定しました。

スコアは14670で「快適にプレイできます」、平均FPSは85.93でした。
あれ?結構いけてる?
これならレイトレーシングありでいい気がします。
実際、ベンチマーク中のオアシスのときの映像は結構いい感じでした。
グラフィック「ウルトラ」アップスケーリング「FSR」フレーム生成「ON」
最後に、調子に乗ってグラフィック「ウルトラ」も試してみました。
アップスケーリングを「FSR」にしてフレーム生成「ON」にしています。
「ウルトラ」だとレイトレーシングは自動で「低」となっていました。

スコアは13136で「快適にプレイできます」、平均FPSは76.83でした。
思っていたよりも重くない?
平均FPSは結構いい数字です。
ただ、ベンチマーク中にFPSが60を切ることがそこそこあったので、実際にゲームをするとなるとどうなるのか不安は残ります。
ベンチマークの結果まとめ
ベンチマーク結果をまとめます。
パターン1 | パターン2 | パターン3 | パターン4 | |
グラフィック | 高 | 高 | 高 | ウルトラ |
アップスケーリング | DLSS | FSR | FSR | FSR |
フレーム生成 | OFF | ON | ON | ON |
レイトレーシング | OFF | OFF | 低 | 低 |
スコア | 19448 | 15652 | 14670 | 13136 |
平均FPS | 56.75 | 91.71 | 85.93 | 76.83 |
やはりフレーム生成を使うとFPSが跳ね上がるので、アップスケーリングはFSR一択かなと思います。
また、レイトレーシングのOFFと低では、意外とFPSの差が少なかったので、画質を考えるとレイトレーシング「低」が選択肢に入りそうです。
パターン3とパターン4では、グラフィックが「高」と「ウルトラ」の違いとなりますが、実際にはその他の細かい設定がウルトラのほうがより高品位となっているところです。
うまく微調整をして、パターン3とパターン4の間をうまく設定するのが、現時点ではベストなのかな?
最後に
ベンチマークが出たことで、今使っているグラボ(RTX3060)でも十分遊べそうなことがわかって一安心。これでようやく予約購入が出来るというものです。
1点気を付けてほしいのは、現在行われている第2回オープンベータテストとベンチマークソフトでは要求スペックが違うこと。
おそらくベンチマークソフトは製品版同様のチューニングがされており、オープンベータ版よりも要求スペックが低くなっています。
ベンチマークの結果を受けてその設定でオープンベータを実行すると、想定よりも重くなると思われるので、そこだけは気を付けるようにしましょうね。
それでは、オープンベータテストへ、行ってきまーす!
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