先日から書いているWindows10の話です。
EeePC 1005HAというネットブックにWindows10をインストールして、あまりの軽さに浮かれていたわけですが、先週末、調子に乗ってSSDに乗せ換えちゃいました。
SSDに換装してWindows10を新規にインストールしたのですが、その話はまた後日書くつもりなのですが、今日はその前に、設定周りの話。
実は、HDDにインストールした時には何の問題もなかったので、SSDに換装後あまり確認していなかったのですが、休止状態がうまく設定できない状態となっていました。
ネットによく載っている休止状態の設定方法では対応できなかったので、備忘録としてここに記録しておきます。
休止状態(ハイバネート)が設定できない!
Windows10をインストール直後は電源メニューから休止状態が選べません。
それは、今までインストールした時にも同様だったため特に気にしていませんでした。
今日、せっかくのネットブックだから休止状態を設定しようと、EeePC 1005HAの設定を開いてみました。
いつもどおり、スタートメニューを右クリックし、電源オプションを選びます。
電源ボタンの動作を選択するを選んだあと、「現在利用可能ではない設定を変更します」を選んだ時に事件は起きました。
!?
「休止状態」がありません!
選択できないのではなく、そもそも存在しません。
こんなことは初めてです。
ちょっとググってみると、休止状態の設定はコマンドでも出来るようなので、そちらを試してみることに。
コマンドプロンプトから休止状態を設定する
さっそコマンドプロンプトを開きます。システムの設定を行うので、念のため管理者モードを選びます。
まずは、設定状況を確認します。
powercfg /a
実行結果に、現在設定されている電源オプションが並びます。その後ろに、設定されていないオプションも並ぶのですが、「休止状態」のところに見慣れないことが書いてあります。
「この休止状態ファイルの種類では休止状態はサポートされません」
なんですかこれは。
ファイルの種類?
「休止状態」で使用する「hiberfil.sys」ファイルのことだとは思うのですが、種類があるなんて知りません。
確かにファイルマネージャでサイズを見るとかなり小さいです。
ググってもなかなか有力な情報が出てこないのですが、なんとかそれっぽい情報に。
powercfg /h on|off
このコマンドで、休止状態のオン/オフが出来るのですが、このコマンドにはさらにオプションがあるようで、その中にtypeオプションがあります。
powercfg /h /type full
このコマンドを入れることで、休止状態ファイルの種類がFULLになるようで、なぜか今までは「簡易休止状態ファイル」となっていたようです。
コマンド実行後、いつも通り電源オプションから「休止状態」の項目が表示され、設定変更が出来るようになりました。
休止状態が設定できなかった原因
今回は、休止状態ファイルの種類が、なぜか簡易版となっていたのが原因でした。
なぜこうなってしまったのか。詳細はわかりません。
そういえば、記憶域(HDDやSSD)の空き容量が少ないときは、自動的に休止状態が使えなくなるといった記述を読んだ覚えがありますので、今回、換装に使ったSSDがあまりにも小さかったかも知れません。
どうせ旧型PCだから、ということで、中古の32GBのSSDに換装しています。
しかも、Linuxとのデュアルブート環境を構築したので、Windows10で使える容量は20GB。
クリーンインストール&アプリは最小限としていますが、空き容量は10GB程度です。50%空いているのですが、確かに少ないですね。
HDDにインストールした時との違いはこれくらいしか浮かばないので原因としていますが、何か別の要因があるのかもしれません。
しかし、今回の設定をしたことで無事に休止状態が使えるようになったので、これ以上の深追いはせず、このままこの1005HAでWindows10を使っていこうと思います。
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