みなさん、お使いのPCはWindows10にしてみましたか?
先日の記事のとおり、おっさんのメインPCはWindows10とWindows7のデュアルブートなっています。
Windows10のほうも全く問題は起きず、使っていたアプリケーションを徐々にWindows10環境に移行しています。普段の作業はWindows10だけで済むようになっており、久しぶりに使うアプリケーションのときに、移行を済ませてから使うといった具合で移行を進めています。
さて、おっさんの使っているPCは、メインのデスクトップ以外に、サブのノートPCがあります。
Windows7の初期に流行ったネットブックといわれたPCで、ASUSのEeePC 1005HAという機種です。
今回はこのノートPCにWindows10を入れてみたので、その手順と感想をメモの意味合いを込めて記事にしておきます。
EeePC 1005HAの思い出?
EeePC 1005HAは、なかなか売れたネットブックなので、当時は改造記事なども沢山ありました。
しかし、時は流れ、今ではネットブックを使っている人なんて、よっぽどの変人PC好きしかいないのではないでしょうか?
購入当時は、WindowsXPだったこのPC、Windwos8のプレビュー版を経て、優待で購入したWindows8を入れたものの、動作の重さに耐えきれずに軽量Linuxとのデュアルブートにしていました。
Windows側はWindows8.1にアップデートし、メモリも2GBに増設していましたが、やはり重くてほとんど使わず。ほぼ、Linuxマシンとして、日々のブラウジングに使われていました。
そんな中Windows10の発売から1か月も過ぎると、Windows10は今までのOSよりも軽く、Windows8.1が重かったPCでも比較的軽く動作するというブログをいくつか目にするように。
よしならば、ということで、Windows8.1をWindows10にアップグレードして、再びEeePC 1005HAがWindowsパソコンとして復活するかを試してみました。
Windows10へのアップグレード
Windows8.1からWindows10のアップグレードは、予約アプリを使ってアップグレードするのが一般的だと思うのですが、今まで放置していたからなのか、はたまたあまりにも古いPCだからなのか、予約をしてもアップグレードが下りてくる気配がありません。
ということで、手動でWindows10へのアップグレードを実施することに。
マイクロソフトのサイトから、Windows10アップグレード用のツールをダウンロードして実行します。
ツールの中で、すぐにインストールするか、アップグレード用のメディアを作るかを聞いてくるので、すぐにインストールを選んだのですが。。。
ダウンロード、準備、と長々と時間がかかったのですが、その後、ツールが自動的に終了して、そのまま何も起きず。
正しい動作がどのようなものなのかよくわからなかったのですが、これは失敗とみなして、ダウンロードメディアからアップグレードすることにしました。
メディアの作成は別のPCでも出来ますので、処理能力の高いメインPCでインストール用のUSBメモリを作り、そこにあるsetup.exeを実行することでアップグレード開始です。
Windows10のアップグレード用メディアの作成については、別記事として後日書こうと思います。
追記:メディア作成記事をアップしました

さて、作成したUSBのsetup.exeを使うと、特に問題なくアップグレードが進んでいきます。
インストール作業中、自動的に何度か再起動があり、いくつかの設定をするとアップグレードは完了。
みごと、EeePC 1005HAの液晶に、Windows10でデスクトップが表示されました。
デバイスドライバの追加
デバイスマネージャを見てみると、認識できていないデバイスは特にないようです。
特にこのままでも不自由はなさそうですが、いくつか動作していない機能があるので、その対応をしておきます。
Fnキー対応
まずは、「Fnキー+ファンクションキー」で動く各種動作。
画面の明るさの調整は動くようですが、その他の機能が反応しないようです。
特にボリュームはあると便利なので、この機能が使えるようにしたいと思います。
ASUSのサイトにいき、ドライバのダウンロードのページに行きます。
当然のように、Windows10用などありませんので、一番新しい、Windows7用から探していきます。
ATKというカテゴリにある、「ASUS KB Filter Driver」をダウンロード、解凍して、その中にある「Win7」フォルダの「HotkeyService」にある「HotkeyService_1.45」を実行します。
HotkeyServiceを入れるのなら、先ほどのサイトの1つ下に「HotkeyService」があるので、それを入れればいいと思ったのですが、そっちはバージョンが違っており、インストールするとエラーが出るばかりで「Fnキー」は使えるようにはなりませんでした。
なのでわかりにくいですが、、「ASUS KB Filter Driver」の中にある「HotkeyService」をインストールします。
これで「Fnキー」が機能し、ボリューム操作ができるようになりました。
タッチパッドドライバの追加
もう一つはタッチパッド関連です。
デバイスマネージャを見ると、普通のマウスドライバが入っているだけでしたので、同じくASUSのサイトからドライバを落としてインストールします。
こっちは迷うことなく、「タッチパッド」カテゴリにある一番新しい「Touchpad Driver」をインストールすれば問題解決となりました。
EeePC 1005HAでのWindows10の使用感
Windows10をインストール後、WindowsUpdateを実行したあと、まずはこの記事を作成していますが、とにかく順調です。
目立った不調も今のところありません。
しかも前評判通り、Windows8、Windows8.1のころよりも軽くなっている気がします。
WindowsXP搭載マシンにメモリ増設をしただけのこのPCが、こんなに軽く復活するとは思いもしませんでした。
もう少し使ってみて問題なさそうなら、SSDへの換装をしてあげてもいいかなとも思います。
とはいえ、今のところ、HDDのままでも十分なんじゃないかと思うくらいのパフォーマンスを発揮してくれていますけどね。
(追記)あれから4年立ちました…
久しぶりにEeePC 1005HAを掘り出して、今動かすとどうなのかを検証してみました。
興味ある方はこちらの記事をどうぞ

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